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華月

体中に開けられた穴。
本当は、もっと開けたい。
体のあちこちに描かれた物。
初めて描かれたのは、蝶だった。
貴方の背中に彫られた蝶の絵は、
何時までも色褪せる事無く、美しく舞い続けている。
例え、其の肉体が無くなったとしても。
青く、美しい蝶の絵と、体中に開けられた沢山の穴は
 何時までも私たちの心に生き続ける。
貴方の瞳と、蝶と、穴とピアス。
絶対に忘れないよ。
さようなら 華月

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