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ねぇ、姫

ねぇ、姫、
私もそっちに逝って良いかな。
もう、疲れちゃった。
全部が嫌なんだ。
学校も、親も、自分も。
全部がさ。


姫の詩を読んでいるとね、
どうしても逢いたくなるの。
どうしても泣きたくなるの。
姫のところに逝きたくなるの。

もう、我慢ならないんだ。
だから、お願い。
そっちに逝く事を許して下さい。


姫の、華月の顔が見たいから。
貴女のその笑顔が見たいから。

これから私もそっちへ逝きます。
お願いだから、許してね。

大好きな姫へ

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